アブチロン
特 徴 アブチロンはアオイ科の熱帯性の植物ですが、冬場は5℃くらいまで耐えます。温室などの暖かいところなら。周年花を付けます。霜が降りない場所なら戸外で地植もできますが、鉢仕立てにして移動できるようにした方がいいでしょう。
置き場所 日当たりがよく、風通しのよいところがいいでしょう。夏の直射日光が、ガンガン当たるところのほうがむしろベスト。冬に室内に置く場合も窓際がいいでしょう。軒下でも大丈夫ですが、日陰は逆に花付きが悪くなるので、避けましょう。
水やり 鉢土の表面が乾いたらたっぷりやります。
肥 料 花は春から秋まで途切れることなく咲き続けますので生育期間中は肥料切れさせないようにします。土に置くタイプの肥料を1ヶ月に1回株元に与えるか10日に1回規定倍率に薄めた液体肥料を与えます。植え付ける際には土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を土にあらかじめ混ぜ込んでおきます。
刈り込みと植え替え

生育が旺盛で、放っておくといくらでも伸びてバランスが悪くなります。ぐんぐん成長を始める5〜7月上旬、真夏は除いて9〜10月に枝の長さの3分の1を残して上部を切り戻します。伸びすぎたらためらわずに切り戻しましょう。

株が大きくなると、鉢の場合倒れやすくなります。そういう場合一回り大きい鉢に植え替えます。時期は5月〜7月中旬、9〜10月です。植え替え後一週間は日陰におきます。赤玉土が7割に有機質用土が3割の土。有機質に富むものを好むので、有機質用土を4割くらいにふやしてもよいでしょう。

苗からの育て方

挿し木で増やせます。切り戻しの時切ってしまった枝を、30分くらい水につけて水上げしてから土に挿します。根が生えてくるまで日陰で管理、絶対乾かさないことです。

通販などで、種も入手できます。種から育ててみるのも面白いと思います。

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