三重県熊野市

 平成17111日に熊野市、紀和町が合併し、新『熊野市』が誕生しました。

 熊野市は、三重県南部に位置し、北西部は、標高500メートルを超える山々が縦横に連なり、奈良県および尾鷲市に接し、東南部は黒潮おどる熊野灘に面してリアス式海岸と白砂青松の変化に富んだ景観に恵まれています。また南西部は和歌山県、奈良県と接しています。

 産業は、温暖多雨な気候と市の面積の87パーセントが山林という地形から、木材生産地として知られ、農業では、温暖な気候に育まれたみかんの栽培が盛んで、この地域の特産品となっています。また天然の良港と漁場に恵まれ、定置網漁業や敷網漁業なども盛んです。

 山の自然では、平成16年7月7日に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、本市の歴史文化遺産である松本峠や大吹峠などの熊野古道が世界遺産に登録されました。

 豊富な湯量が自慢の湯ノ口温泉、先人の米作りに対する意志を後世に繋ぐ丸山千枚田、北山川からなる紀伊半島随一を誇る渓谷美の瀞峡をはじめとする、美しい水が流れる川など自然の宝庫です。

 また、柱状節理の景勝地としても有名な楯ヶ崎、無数の洞窟が階段状に並んだ奇岩奇勝で知られる鬼ヶ城、美しい砂浜と透き通った遠浅の海が自慢の新鹿・大泊海水浴場など海の自然も満ち溢れています。

 これらの自然をより多くの人々に体験していただけるよう「豊かな自然と歴史に育まれた、活力と潤いのあるまち・熊野」として、交流を図っています。

 

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